約 526,988 件
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1944.html
Part73-119~120 119ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王2021/06/15(火) 13 05 45.80ID ZeJCUUXL0 wikiの未解決に「ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王」あるので、追加要素をば。 多少会話が豊富になったりキャラの性格が変わったりしていますが、大筋の話はファイアーエムブレム外伝と同じです。 『紋章の謎』以降に設定された古代竜族の設定が正式に導入され、神話めいた話ばかりでふわっとしていたドーマとミラの設定が一新されています。 ドーマとミラはともに神竜族の兄妹で、アカネイア大陸を出て海を渡りバレンシア大陸で国を作り育てた。 神竜の加護によりバレンシアは実り豊かな大地であったが、同時に『実在する神』という偉大な存在への依存が大きく、神の意向が国是となるような風土が形成されていた。 更に竜族は長く生きると精神が摩耗して狂化する宿命にあり、二柱は既に限界手前だった。 神竜王ナーガは遥か昔より自分たち種族の狂化を予見しており、バレンシア大陸に向けて兄妹が旅立つ際にナーガ自身の牙から作り出した神殺しの剣『ファルシオン』をドーマに渡していた。 ”その時”が来たら人類にこれを渡して自分たちを討たせよと。 それから数千年、力を司る兄神のドーマは既に狂化が始まっており、力と支配を望む邪神となり果てていた。豊穣を司るミラもまた人々が堕落するほどの恵みを与える駄女神に。 神が死ねば実りも死に、神が狂えば人も狂う大地バレンシア。 ドーマ教団は妹神ミラを排して『聖痕付き』と呼ばれる選ばれし魂(作中ではアルムとセリカ)を生贄に捧げてドーマを唯一神として延命させようとしていた。 ドーマを崇拝するリゲル帝国のルドルフ皇帝はドーマと教団の意向を受けてファルシオンを受け取り、ソフィア王国への侵攻と豊穣神ミラの討伐封印を行った。 ミラは封印されソフィア王国は大地の実りを失う。作物の実り悪く、人々は餓え、賊が蔓延り治安は悪化。 国土は侵攻され、ミラの封印によってか魔物が出現し始め、高まる社会不安の中でソフィア宰相ドゼーが王を暗殺してクーデター勃発。リゲル帝国の支援を受けて反対勢力を弾圧している。 しかしルドルフ皇帝の真の意図は、神に依存した世界からの脱却であった。 まずは邪神の力を借りて、豊穣に驕って腐敗したソフィア王国を破壊し女神を殺す。 乱世に立ち上がった勇者がルドルフを倒し、背後にいるドーマ神をも倒して「神の力に頼らない世界」を作っていくというもの。 ルドルフの側近および養祖父マイセンからルドルフの遺志を伝えられたアルムたちは邪神ドーマを打倒する。 120ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王2021/06/15(火) 13 08 56.40ID ZeJCUUXL0 その他の追加改変エピソードとして ・リゲル王宮地下の宝物庫にあったファルシオンを回収してドーマに追い詰められているセリカ軍団の救援に向かう ミラがルドルフに封印された時にルドルフの真の意図(神殺し)を察して、兄神ドーマを守るため&神なき世界の人々未来を案じて、ファルシオンも道連れに石化封印させていた。 神殺しの剣が失われているため邪神ドーマを倒す事は不可能。またドーマを倒せばリゲルもソフィアの二の舞(作物の不作など)である。 最早アルム側に打つ手がなくなったと思ったセリカは自分の魂をドーマに捧げる代償にミラを蘇らせるよう教祖ジュダに請い、アルムにもこのまま国に帰るように言い残してジュダと共に去っていく。 しかしジュダは約束を守る事はなく、セリカの魂はドーマに捧げられ魔女と化した。 一方のアルムはセリカの話に納得しない。 例え神の加護を失っても、王や貴族も鍬を持ち畑を耕し、人間同士が手を取り合って行く世の中を作ることを誓い、セリカ救出を志す。 アルムの意思に反応したのか、封印されたミラのもとに招聘されるアルム。 そこに魔女セリカとジュダがやって来る。ジュダの命令するままにアルムを攻撃するセリカ。戦い、殺し合う様を見て喜ぶジュダ。 その時封印されたミラが目覚め、ファルシオンの封印が解ける。ミラの声に従うままにファルシオンでセリカを貫くとセリカの自我が戻る。 ミラはアルムの言葉に、もはや自分たちが無用の長物である事を悟り、人間に未来を託すこと、ファルシオンを渡すので狂神ドーマを安らかにして欲しいと願い、永遠の眠りにつく。 二人は手を取り合い最後の戦いに挑む。 ※上記の通り、外伝ではアルム軍がセリカ軍を救出に入る体でしたが、リメイク版は合流してから最終戦に向かいます) ・仮面騎士コンラート 所々で現れて危機に陥ったセリカを助ける謎の騎士。 気丈であった外伝セリカだがリメイクにあたってヒロピン属性が追加され、彼女のピンチを救う役を担っている。 仮面騎士「下衆どもめ……汚い手でこの娘にさわるな。」 実はセリカの実兄で暗殺から逃れて賢者の里のハルクの世話になっていた。 独り思い悩むセリカを見かねて素性を明かし、彼女の心に寄り添うべく仲間になる。 白馬の騎士であり王子様でもあるのだが属性的にアルムと被りまくるためか、仮面を取ると途端に性格がナヨっとして頼りがいがなくなる。 コンラート「ひとりで森から出たのは初めてで……だから、里への道はわからないんだ。でも、がんばろうね!アンテーゼ。」 結局セリカの決断に影響を与える事は出来ず、外伝と同じく自身を人身御供にする選択をしてしまう。(リメイク追加キャラなので当たり前だが) アルムへの繋ぎの空気兄。 ・エンディング後のEXダンジョン アルムたちはアカネイア大陸に赴き、『紋章の謎』でも行軍しなかった大陸最北端の古代遺跡を探検する。 そこは古代の錬金術師が『不死の亡霊兵士』および、偶然入手した神竜族の血を基に『究極生物』を創造しようと研究していた場所だった。 道中には亡霊兵士が、そして最下層には究極生物が待ち構えていた。 辛くも撃破する一行だが、倒しても辺りを覆う不穏な空気は晴れる事無く残り続けるのだった。 ※『ファイアーエムブレム 覚醒』において謎の超存在だったラスボス『邪竜ギムレー』および尖兵の『屍兵』に関して言及したものとなっている。
https://w.atwiki.jp/koreacosmeoutlet/pages/15.html
韓国の有名なブランドコスメを韓国販売価格から最大50%割引! Korea cosme outletは韓国の有名な化粧品を檄安で購入出来るサイトです。 特別なoutlet別館にはとても安いコンテンツがたくさんございますので気軽にお問い合わせてください。 www.koreacosmeoutlet.jp
https://w.atwiki.jp/darthvader/pages/38.html
413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/03(火) 23 24 39.59 ID 37OU16gw0 「窮屈だわ……」 タバサの足元で、ルイズがぼやいた。 ルイズはコクピットの床面にお尻をついて座り、伸ばした足でフットペダルを操作している。 膝上まであるソックスに包まれたタバサの両脚が背もたれ代わり。その両膝が、ルイズの頭を やんわりと挟んで固定してくれていた。 「我慢」 涼しい顔でそう言うタバサは、杖を構えて魔法で操縦桿を操作していた。 ルイズに輪をかけて小柄なタバサは、直接レバーを握って操縦するのを最初から諦めていた ようだ。 420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/03(火) 23 29 45.11 ID 37OU16gw0 「桃色の髪の娘っ子はまともに魔法が使えねえからな。これがベストな体勢だろう」 そう言い、自分で自分の言葉に納得したかのようにカチャカチャ鳴るデルフリンガーをきっ、 と睨んでから、ルイズはなんだか悔しくなって、傍らに置いた『始祖の祈祷書』に思わず目を やった。 そして、息を呑んだ。 その内の一ページが、また光を発しているのがわかったからだ。 422 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/03(火) 23 34 22.27 ID 37OU16gw0 ルイズは震える手で祈祷書のページをめくった。 光っていたのは、序文の次のページだった。 「以下に、我が扱いし『虚無』の呪文を記す。 初歩の初歩の初歩。『エクスプロージョン』」 その後に、古代語の呪文が続いていた。 それを一通り読んでから、ルイズは顔を上げた。背骨を反らし、顎をぐっと上げ、上下反転して 見えるタバサの無表情な顔を仰ぎ見る。 「ねえ、タバサ……」 「何?」 タバサが不審げに眉を動かした。 436 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/03(火) 23 39 45.11 ID 37OU16gw0 ルイズはしばし逡巡していたが、やがて意を決して言葉を継いだ。 「あんたとベイダー、このところよく一緒に居たけど、何やってたの? それから、あの恋文みた いなのは何?」 眼鏡の奥の目が一瞬困ったように泳ぐのを、ルイズは見逃さなかった。 じっとその視線を絡めとり、放さない。 逃げ切れないと思ったのか、タバサは一度両目を瞑った。 そして、その瞼がもう一度開いた時には、瞳に映るのはいつもの無機質な色だけになっていた。 「ベイダー卿に、字を、教えていた」 一言一言紡ぎ出すように、ぽつりぽつりとタバサは言った。 「字? ベイダーってば、字がわからなかったの?」 少しだけ困ったような表情で、タバサがこくりと頷く。 452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/03(火) 23 46 21.70 ID 37OU16gw0 「でも、どうしてあんたに? わたしに習えばいいじゃない。四六時中一緒にいるんだし」 タバサは今度こそ目を伏せた。 「あなたを、驚かせたかった」 「はぁ?」 「ベイダー卿が、そう言っていた」 ルイズはあんぐりと口を開けた。そっちの方がよほど驚きだ。 467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/03(火) 23 52 08.39 ID 37OU16gw0 なんて馬鹿げた理由だろうか……ルイズは思った。振り回されるこっちの身にもなってほしい。 第一、ルイズはベイダーが字を解さないこと自体、今の今まで知らなかったのだ。 驚く驚かない以前の問題である。 そして、そんな困惑とともに、ルイズの胸の中に沸々と笑いがこみ上げてきた。 胸中澱のように溜まっていた疎外感が、ぽろぽろと剥がれ落ちていくのを感じた。 (あんたも結構ヌケてるんじゃない、ジェダイの騎士さん?) ルイズは顔の向きを戻し、ひとり笑いをかみ殺した。 471 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/03(火) 23 56 14.11 ID 37OU16gw0 タルブの草原が近づくにつれ、爆発の衝撃が強くなってきた。 それに揺さぶられ、機体のブレも大きくなる。 デルフリンガーの指示でタバサが操縦桿を小刻みに動かし、続いてルイズが必死にラダー ペダルを踏み込む。 二人が力を合わせて操縦するハリアーが、戦場の空に躍り出た。 478 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 00 02 11.52 ID /LcM/qO40 「なんてこと……!」 予想を遥かに超える事態に、ルイズは束の間呼吸を忘れていた。 ルイズの姿勢では上方を仰ぎ見ることしかできないのだが、それでも相も変わらず悠々と滞空 する超巨大戦艦と、無数の機影が空を覆っているのが見て取れた。 地上でも乱戦が繰り広げられている。 「下りられない」 白磁の如きタバサの顔が、さらに蒼白くなった。 それどころか、今こうしている間にも撃墜されないのが不思議なくらいだ。 488 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 00 08 05.63 ID /LcM/qO40 上空を見守るルイズの視界の隅で、一機の小型機が味方に撃たれて墜落していった。 なぜだかわからないが、ルイズの背筋を、悪寒が駆け抜けた。 そしてその刹那、今しかない、と誰かの声が聞こえた気がした。 気がつけばルイズは立ち上がり、キャノピーを開放していた。 その背後では、タバサが珍しくぎょっとしたような表情を浮かべている。 ルイズは『始祖の祈祷書』に記されていた呪文の詠唱を開始した。 エオルー・スーヌ・フィル・ヤルンサクサ タバサは今度こそ目を見張った。 ルイズの唇が、勤勉な彼女ですら聞いたことのない、古代のルーンが紡ぎ出していた。 498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 00 12 45.82 ID /LcM/qO40 オス・スーヌ・ウリュ・ル・ラド ベオーズス・ユル・スヴュエル・カノ・オシェラ ルイズの中を、リズムがめぐっていた。一種の懐かしさを覚えるリズムだ。 呪文を詠唱するたび、古代のルーンを呟くたびに、リズムは強くうねっていく。 神経は研ぎ澄まされ、辺りの雑音はすでに一切耳に入らなくなっていた。 体の中で、何かが生まれ、行き先を求めてそれが回転していく感じ――誰かが言っていた そんなセリフを、ルイズは思い出していた。 自分の系統を唱える時には、そんな感じがするのだという。 だとしたら、これがそうなのだろうか? いつも、ゼロと蔑まれていた自分……。 魔法の才能がない、と両親に、長姉に、先生に叱られていた自分……。 そんな自分の、これが本当の姿なのだろうか? 507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 00 17 12.08 ID /LcM/qO40 タルブの草原目がけて落下していくVウィングのコクピット内で、ベイダー卿は奇妙な声を聴い た気がした。 不思議に暖かく、懐かしいようでいて、こちらの勇気を鼓舞する声だ。 ベイダー卿はハッとして目を開けた。 被弾の衝撃で、ほんの一瞬だけ、気を失っていたかもしれない。 できる――ベイダー卿はそう自分に言い聞かせた。 意識と無意識の狭間で聴いたあの声が、ベイダー卿を高揚させ、自信と勇気を与えていた。 自分にならできる……。 515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 00 21 41.17 ID /LcM/qO40 操縦桿を握る手に力が籠もる。 飛行を続けるのは絶望的だが、操縦系統はやられてはいない。 機体を制御することは可能だ。 必要な動作を見事な手際でこなしつつ、ベイダー卿は先ほどの声の主をおぼろげながら感じ 取っていた。 そして、『彼女』がやろうとしていることも。 536 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 00 30 07.98 ID /LcM/qO40 草原が急速に迫ってくる。 それが瞬く間に視界一杯に広がってから、ベイダー卿は思い切り操縦桿を引き、機首を起こした。 目の前には、着陸した二機のガンシップ。 ベイダー卿はトリガーを素早く引いた。 まばゆい激光が連続して数十発放たれ、二機のガンシップをたちどころに粉砕した。 それからベイダー卿は、Vウィングを地面とほぼ平行に滑空するような姿勢に持ち込んだ。 ランディング・ポイントは、トリステイン軍と帝国軍のちょうど中間。 思い切り左に舵を切り、機体を横滑りさせながら接地。 そして次の瞬間、ベイダー卿はコクピットのハッチを跳ね上げた。 567 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 00 41 54.31 ID /LcM/qO40 トリステインは小国ながら、歴史ある国である。由緒正しい貴族が揃っている。 軍におけるメイジの比率は、各国で一番高いくらいであった。 着陸した大型機から数十名の兵士が姿を現した時、少なからぬ数のメイジが反撃を試みた。 今まで空を飛ぶ謎の敵に蹂躙されっぱなしで活躍できなかった鬱憤を、ここで晴らそうとした のである。 それは貴族の名に恥じぬ勇敢な行為であったが、結果として、新しい敵の強力さを印象付ける ことになった。 彼らが手にした円筒状の大きな武器から出る光は、ほとんどの攻撃魔法より殺傷力が高く、 しかも比較にならないほどのスピードで連射ができた。 さらに、彼らが着込んだ白い甲冑は軽量の上に非常に頑丈で、『ドット』や『ライン』程度の攻撃 呪文ではなかなか致命傷を与えられない。 そして、より強力で時間のかかる呪文を詠唱させてくれるほど、敵は鷹揚ではなかった。 580 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 00 46 40.36 ID /LcM/qO40 敵の部隊も、初めこそ既知の体系にない原理で生み出される『魔法』という攻撃手段に戸惑っ ていたようで、その間に数名を倒すことができた。 しかしながら敵部隊が『魔法』のおよその性質を把握し、体勢を整えるや否や、トリステインの メイジたちは次々に撃破されていった。 何しろ、こちらが一発の攻撃呪文を詠唱する間に、相手からはその何十倍もの光線が飛んで くるのだ。それも、確実に被弾した者の命を奪い取る殺人光線が、である。 そして、一人の敵兵が投げた小さな球状の兵器が周囲を焼き尽くす火球を出現させるに及んで、 ついに彼ら勇敢な貴族たちも戦意を失った。 590 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 00 53 44.49 ID /LcM/qO40 その場に踏みとどまろうとするアンリエッタとマザリーニだったが、もはや戦線の維持は困難に なっていた。 前方の味方は瞬く間に総崩れになり、逃げる間もなく屠られていった。 だが、被害がアンリエッタのすぐ前の兵士まで及び、彼女自身も身の危険を感じた時、こちらの 方に機首を向けて低空を飛んでくる小型機が目に入った。 先ほど味方であるはずの大型機を撃墜したのと同じ機体だ、とアンリエッタが気づくより先に、その 機は敵味方の間の地面に接触し、草地の上を滑走する。 前部を覆う風防が跳ね上がり、人影が一つ、ばね仕掛けの人形のように高々と空中に飛び 上がった。 赤く光る長剣を手にして。 609 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 01 00 08.68 ID /LcM/qO40 背後のガンシップが破壊され、さらにスターファイターが眼前に落下してきたことに浮き足立ち ながらも、歴戦のクローン兵たちの対応はさすがに素早かった。 ファイターのコクピットから宙に舞い上がった黒い人影に、立て続けにブラスターを撃ち込む。 だが、標的の人影は空中で華麗に体勢を整えると、手にしたライトセイバーを振るい、その全弾 を跳ね返した。 その影が着地するまでの一瞬の内に、偏向された光弾を受け、数人の死傷者が出た。 気づけば身長二メートルあまりの黒ずくめの巨人が、原住民の軍隊を守るようにして彼らの 前に立ちふさがっていた。 「ジェダイだ! 殺せ!」 コマンダーが怒号を発した。 630 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 01 04 55.04 ID /LcM/qO40 「あなた……だったのですか」 わけのわからぬスピードと身のこなしで目の前に降り立ったベイダー卿の背に、アンリエッタが 声をかけた。 枢機卿のマザリーニは、唐突に現れた巨人に目を丸くしている。 ベイダー卿はブラスターの弾を偏向しながら、ちらり、と顔だけをアンリエッタの方に向けた。 「貴婦人の護衛には慣れているのでね」 笑えないジョークだった。 642 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 01 07 27.88 ID /LcM/qO40 残ったクローン兵たちは姿を現したジェダイの騎士にブラスターの砲火を集中させた。 だがその騎士は、彼らが今まで共闘してきたどのジェダイよりも手強かった。 あたかも全身を偏向シールドで覆っているかのように、ライトセイバーの細い刀身でことごとく 光弾を弾き返す。 傍らの兵がサーマル・デトネーターを投げつけようとするのを、コマンダーは激昂して制止した。 「やめろ! フォースで跳ね返されたら我々は一瞬で全滅だぞ!」 だが、このままやっていても勝ち目は薄い。 コマンダーはコムリンクでもう一方の軍勢に向かった小隊を呼び戻すと共に、残存の航空戦力 に連絡を取った。 656 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 01 11 54.22 ID /LcM/qO40 アンリエッタとその周りに控える高官たちは、ベイダー卿の戦いぶりに目を見張っていた。 人間の認識力を超えた速度で飛来する光線が、赤い刃に次々と跳ね返されていく。 しかもそれを振るうベイダー卿の動きには無駄もよどみもなく、あたかも軽やかなダンスを踊っ ているかのよう……。 ベイダー卿が光弾を防いでくれているのを見て、後ろに控える貴族たちもにわかに勢いを取り 戻した。 口々に呪文を詠唱し、火球や真空の刃をクローン兵目がけて放つ。 敵兵が次第にその数を減らし、味方の士気が回復していくのを感じ取って、アンリエッタはぼん やりと理解した。 ああ、こういう人をこそ英雄と呼ぶのだ……、と。 黒いマントに包まれた広いその背は、どんな城砦よりも頼れるものに思えた。 682 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 01 22 03.96 ID /LcM/qO40 残るクローン兵がガンシップの残骸を迂回して一旦引き、もう一つの小隊と合流するのを見て、 ベイダー卿はライトセイバーの刃を収めつつ、すぐ後ろにいるアンリエッタに声をかけた。 「トリステインの王家は代々『水』系統の魔法を得意とすると聞くが?」 「え、ええ……」 ベイダー卿に話しかけられたことに少々面食らいつつ、アンリエッタは曖昧に肯定した。 その言葉に嘘はない。彼女自身も『水』系統のトライアングル・メイジである。 ベイダー卿は満足そうに頷いた。 「ならば、できるだけ広範囲に濃密な水蒸気を張ることは可能か? 味方全部を包み込む ような」 「わ、わたくしひとりでは心許ありませんが、もう何人かの貴族に協力してもらえるなら……。 でも、どうして?」 「彼らの持っている武器は、水蒸気によって減衰させられ、威力が半減する。しばらくそれで 持ちこたえてほしい」 対レーザー用エアゾールを、魔法の力で作り出そうというわけだ。 705 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 01 28 40.12 ID /LcM/qO40 アンリエッタは戸惑った。 「そ、それはかまいませんが、あなたは?」 ベイダー卿はそれに答えず、アンリエッタの顔をまともに見下ろした。 「航空戦力からの攻撃からは、僕の力でもきみたちを守りきれない。だが、僕にはわかる。もう すぐマスターが来るのを感じる。それまで、できるだけ散開して被害を抑えるんだ。いいな?」 「は、はい……」 迫力に気圧されたアンリエッタがそう返事するのを見届けてから、ベイダー卿はもう一度前方 に目を向けた。 クローン兵の小隊が戻ってこようとしていた。 726 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/04(水) 01 36 02.34 ID /LcM/qO40 ルイズが来てどうするというのか、アンリエッタにもよくわからなかった。 だが、ベイダー卿の活躍でなんとか立て直してもらった自軍の将兵を守るのが、指揮官たる アンリエッタの使命だ。 そして、そのための指針も与えてもらった。 甲高い音とともに、ベイダー卿の右手に握られたライトセイバーが、再び光を発する。 マントを翻して駆け出すその背に、アンリエッタは我知らず呼びかけていた。 「メイ・ザ・フォース・ビー・ウィズ・ユー、ロード・ベイダー!」 戦場の猛き風がその声を届けてくれたかは、だれにもわからない。
https://w.atwiki.jp/gunjounoeiyuu/pages/11.html
壁要因(意味深) 群青の英雄団が拾った白羊 真面目なキャラ紹介 種族はデューマン メインはレンジャー(このチームレンジャーとフォース多すぎだろ) よく水着を着ている 身長は現実よりかは大きい
https://w.atwiki.jp/namacha/pages/205.html
■韓国の国防機構 韓国軍は陸軍、海軍、空軍の三軍から構成されている。この三軍を指揮する最高統帥権者は、憲法第63条により大統領と定められている。韓国の国防機構は大統領を頂点に、大統領を補佐する3つの国防機関である「国家安全保障会議」「行政安全部(旧国家非常企画委員会)」「国務会議」と、「国防部(いわゆる国防省)」から構成されている。 韓国陸軍について 韓国空軍について 韓国海軍について 韓国海兵隊について 韓国軍関連報道 2009年1~4月韓国軍ニュース 2009年5月韓国軍ニュース 2009年6月韓国軍ニュース 2009年7月韓国軍ニュース 【参考資料】 世界の艦船 1994年7月号、2003年3月号、2006年9月号(海人社) 月刊航空ファン(文林堂) 最新朝鮮半島軍事情勢の全貌(講談社) 韓国海軍公式HP 朝鮮日報 Grobal Security 2009-07-04 20 06 51 (Sat)
https://w.atwiki.jp/jinrowiki/pages/860.html
前ページ次ページ村企画 村建てました! [#ub1db03e] 村コンセプト 設定の要約 [#cbc89bbd] 村名 神々村 [#jdc4a8c8] 概要 [#t36a5d46] あらすじ [#a7732a58] 舞台 [#x7d730da] 人物 [#l80cb013] やること [#g6240718] コンセプト [#y9eaa40a] バックストーリー [#eba7f39e] 隠れ家 [#a96f6e98] 戦闘の状況 [#gcfcd24f] 時代 [#fbaace3b] 国 [#jd3ec91e] 今回の状況 [#dd0d28ac] 注意点 [#z92d0429] 【アンケート】 [#t2144fa2] コメント [#g0f4e04c] 村建てました! http //xebec.x0.to/xebec/sow.cgi?vid=77 cmd=vinfo 村コンセプト 設定の要約 ・多神教世界の神様になってゆるやかに遊ぼう ・日蝕の日は、参加者以外もNPCとして操ると楽しいね! ・皇帝側(とのさまセットと和の国セットの人たち)と、英雄側(議事キャラセット)に陣営が別れて戦ってます。けど内通馴れ合い珍しくないです。 ・ここは英雄側のアジトです。たまに皇帝さんたちがちょっかいかけにきたり遊びに来ます。 ・とりあえず昨日戦いが終わったのでゆるやかにしてます。 村名 神々村 概要 村名 神々になってゆるく遊ぼう、日蝕を使っていろんな神々を動かそう 村 村建て人 てりあ 開催国 議事 種別 ゆるゆるごろごろRPネタ村 更新間隔 初日48h 二日目72h 三日目終了 投票方法 無記名 発言制限 いっぱい or しんもん キャラセット 議事キャラセット 募集人数 いっぱい集まるといいな 編成 賞金稼ぎ大量+弟子数名+人形遣い若干名+悪鬼数名+日蝕 更新時刻 0 00 開催時期 未定 役職希望 有効 あらすじ 議事108星は帝国の圧制に立ち向かうため、立ち上がった。 これは108人の神をその身に宿した英雄たちの話である。 ……と、人間たちは思っていた。 舞台 108人の英雄(神)たちの隠れ家 人物 全員、人の姿をしていますが、その実は、人の姿に宿った神です。多神教的なものです。例えば愛の神、酒の神、鉄の神、トイレの神、小麦の神……なんでも構いません。 やること ドンちゃん騒ぎの宴会と、たまにやってくる刺客との馴れ合い。 コンセプト 多神教的な神になって遊ぼう!日蝕で議事キャラ108人をみんなで動かそう!和やとのさまの人々も動かそう! バックストーリー 神様たちはある時、一つゲームをしようと思いつきました。片方は悪の皇帝側。片方はそれに立ち向かう英雄たち。さぁ、どちらが勝つでしょう? 悪の皇帝について:悪の皇帝サイドの神様はとのさま広場の人たちと和の広場の人たちです。トップに立つのは、光の神、パルックです。一応、こちらのサイドの方が比較的強い(あくの強い)神様がそろっていますが、立場としては全員対等です。 隠れ家 概ねなんでも揃ってます。広大で、ちょっとした要塞のようになっています。近くには街もあります。 戦闘の状況 均衡状態です。現在は軽い休戦状態にありますが、それでも定期的に皇帝側がちょっかいをかけてきている状態です。人間たちにとっては壮絶な戦いでも、神様たちにとってはあくまで遊び、ゲームです。内通もごく普通にありです。 時代 古代から中世の、あまり文明は発達してない感じです。けど、アバウトで構いません。パソコンや携帯はない。くらいであとは適当でもOK。神様なので魔法とかは使ってもいいです。 国 シルクロードの間のどこか。つまりてきとーです。和洋中ファンタジーでOK 今回の状況 宴会中です。突如光がなくなり、刺客がやってきたりするようですが、基本的に遊んでます。あんまり本気では戦いません。 注意点 基本的に緩くて軽い村です。あまり真剣な勝負とか邪気眼とかは期待しないでください。 日蝕中はどんどんNPCを動かすことを推奨します。設定などは早い者勝ち。ただ、その後に動かす場合も、以前に出た設定は覚えていたら沿った方が望ましいと言えば望ましいですが、あまり気にしなくても構いません。矛盾があってもそういうもの。ノリと勢いでどうぞ。来た見た喋ったでOKです。 必要があれば村建てサイドなどでまとめるかもしれません。 また、軽めの無茶振り、無茶すぎない程度の振りは推奨です。神様は長い時を生きています。忘れるくらい過去のことだってあるでしょう。 ノリとしては飲んで騒いで遊んで温泉入って。な感じです。 また、皇帝サイドのキャラは一部村建てが動かす可能性がありますが、参加者も動かして構いません。 一部、村建てがイベント的なものを入れるかもしれません(入れないかもしれません) そこまで無茶なものはいれないと思います。 時間軸や場所など、細かいことは気にしない村です。 【アンケート】 こんな村を考えたのですがいかがでしょうか。 選択肢 投票 気になる (5) 時期が合えば参加したい (2) ぜひ参加したい (0) コメント 結構票を頂いていたので、そのうち建てたいなぁ。と思っています -- 企画者 名前 コメント 前ページ次ページ村企画
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/2768.html
パターンA パターンB
https://w.atwiki.jp/dragoncrusade/pages/40.html
現在情報募集中です、初期ステータスの合計9点以上、または8点以上で初期ユニット特攻を持った英雄を見た方は教えてください。 - 名無しさん 2009-04-17 19 12 32 初期ユニット特攻とは、槍兵、ケンタウロス、スケルトンの特攻です。 - 名無しさん 2009-04-17 19 14 27 普通にスケルトン特技のステ8出たけど - 名無しさん 2009-04-26 00 40 58 ちなみに、同じタイミングで槍特技のステ8もでたよ - 名無しさん 2009-04-26 00 41 54 セシリア:LV1/女/エルフ/ドリアード/基本能力値合計8(2+1+3+1+1+0)たった今。 - 名無しさん 2009-04-26 08 29 06 ステ9でケンタウロス特技持ってるよん - 名無しさん 2009-05-03 01 02 13
https://w.atwiki.jp/gunjounoeiyuu/pages/13.html
群青の英雄団が拾った白猫 黒猫(俺妹)廃 ぷそ2とか雑魚だろ^~→見事にハマった人 いつものことである 言ってきます のーいめーじ 真面目な紹介 メインはブレイバー 種族はニューマン ぷそ廃に黒猫廃という群青でも1,2を争うキチガイ健全要員である しかしサト氏には負けるので永遠の二番手
https://w.atwiki.jp/wiki6_usa/pages/18.html
レスキュー・ミー~NYの英雄たち Rescue Me 1-1 勇気 Guts 2006年1月4日/2月11日 1-2 愛のかたち Gay 2006年1月4日/2月18日 1-3 独りきりの夜 Kansas 2006年2月25日 1-4 親子の絆 DNA 2006年3月4日 1-5 裁きの美酒 Orphans 2006年3月11日 1-6 闇夜に降る雪 Revenge 2006年3月18日 1-7 悪夢をあなたに Butterfly 2006年3月25日 1-8 消えていく亡霊 Inches 2006年4月1日 1-9 甘い誘惑 Alarm 2006年4月8日 1-10 歓楽のかげに Immortal 2006年4月15日 1-11 秘めごと Mom 2006年4月22日 1-12 永遠の炎 Leaving 2006年4月29日 1-13 英雄の涙 Sanctuary 2006年5月6日 (FOX 土曜 22 00~23 00 吹替) 2-1-14 家族の面影 Voicemail 2006/10/13 2-2-15 裏切りの四重唱 Harmony 2006/10/20 2-3-16 静かな食卓 Balls 2006/10/27 2-4-17 崩れた均衡 Twat 2006/11/3 2-5-18 眠れる野獣 Sensitivity 2006/11/10 2-6-19 壁の前で Reunion 2006/11/17 2-7-20 歪んだ想い Shame 2006/11/24 2-8-21 途切れた糸 Believe 2006/12/01 2-9-22 神のしもべ Rebirth 2006/12/08 2-10-23 折れた道しるべ Brains 2006/12/15 2-11-24 消防士の血 Bitch 2006/12/22 2-12-25 運命の車輪 Happy 2007/01/05 2-13-26 別れのとき Justice 2007/01/12 (FOX 金曜 21 00~22 00 吹替) 第1話 「勇気」【2006年1月4日/2月11日】 その日、消防士たち一行が向かったのはビルの火災現場だった。直前に死んだ同僚の幻を見たトミーは、こっそり酒をあおる。彼は新人マイクを連れて炎の中に突入し人々を救出するが、理の通じる相手ばかりではなく、別の部屋では住人から殴りつけられ散々な目にも遇ってしまう。一方、現場が一段落すると見るや、トミーの上司であり、賭け事に目がないジェリーは、バーのTVで放送しているアメフト中継に釘付けになっていた。 その夜、本部から派遣されたセラピストが署を訪れ、9.11で心に負った傷を癒すセラピーを勧めるが消防士たちは相手にしない。そんな中ひとりトミーは、消防士の気持ちを理解したいというセラピストに過去の過酷な体験を熱く語っていく……。(フォクス・チャンネル Web Site から) 第2話 「愛のかたち」【2006年1月4日/2月18日】 自らがゲイであることをカミングアウトした元消防士の記事が新聞に載る。彼は「9.11で犠牲となった消防士の一部もゲイだ」と発言。遺族への配慮も何もない無神経な態度に憤ったジェリーは、この元消防士を探しだし、口論の末に殴り倒してしまう。トミーの弟で刑事のジョニーが兄の指示を受け、ジャネットの恋人ロジャーの身辺調査を行う。さらに2人は、ジミーの息子ダミアンを使い、職場のコンピューターにウィルスを送ってロジャーに嫌がらせをする。 シーラの様子を見てくるよう亡霊のジミーに頼まれたトミーは、特別な関係を匂わせる女性と彼女がしばしば一緒にいる事を知る。妻シーラに恋人ができるのを警戒していたジミーは、それを聞いて複雑な思いにとらわれるのだった。口やかましい妻を焼き殺す為に灯油をまいた夫が起こしたアパートの火災現場で新人のマイクは初めて男性を救出する。 後日、その男性アンディが、プレゼントを持って署にやってきた。マイクはアンディから食事に誘われるがその日は断る。「メトロセクシャル」を真似てビキニワックスを試みたショーンは、散々な目に逢う。ハイウェイの事故で死んだ少女に話しかけられ、動揺するトミーは、以前クラブで出会ったカレンと関係を持つ。久しく絶っていた飲酒と喫煙が、再び彼の習慣となりつつあった。(フォクス・チャンネル Web Site から) 第4話 親子の絆 暴行事件の処分が署長より通知されるが、それを不服に思ったジェリーは、サインの代わりに”勝手にしろ”と走り書きして返送する。一方、以前フランコと付き合っていたネズという女が突然署に現れた。そして後日彼の娘という女の子に会わせられる。信じられない彼は医者にDNA検査を依頼。結果、フランコの子である事が判明する。トミーはシーラと食事に出かけ、別れ際に2人は…